爆笑問題カーボーイショートショートショート(テーマ:トンネル)没作【私のトンネル】

 童貞の僕はバイト代を握りしめ、憧れだった初めてのおっぱいパブに向かった。

「いらっしゃいませ。コースはどうなさいますか?」

「三〇分コースで。女の子はお任せでお願いします」

「わかりました。それではこちらの席でお待ち下さい」

 ドキドキしながら待っていると、女の子がやってきた。

「エヌ子です。よろしくお願いします」

 エヌ子ちゃんは白いマスクをしており少し鼻声だったが、その鼻声が妙にセクシーで、僕は興奮していた。

「じゃあ早速ですけど脱ぎますね」

 エヌ子ちゃんはいきなり服を脱ぎ始めると、豊満なバストがあらわになった。

「触っていいですよ」

 僕は初めて生で見るオッパイを、とにかく夢中になって揉みまくった。それは想像以上に柔らかくて、最高のオッパイだった。

「お客様、良かったらオッパイだけじゃなくて私のトンネルも触ってみませんか? 追加で二千円かかりますけど」

「えっ、私のトンネルってまさか……」

「嫌ですか。そうですよね。私のトンネル、湿ってて汚いですし」

「いえいえいえ。ぜひ触らせて下さい」

「ありがとうございます。それでは今から外しますね」

 そういうとエヌ子ちゃんは、マスクを外して鼻の穴を僕に向けてきた。