安達弾~打率2割の1番バッター~ 第15章 スカウトの旅⑩

 鈴井監督が沖縄発九州着のフライト情報をスマホでチェックしていると、メールの着信音が鳴った。すぐに確認すると、件名に比嘉流星ですと書かれたメールが届いていた。

『監督、来年からよろしくお願いします。あのあと船町北高校についてちょっと調べたんですけど、黒山さんって人すごいですね。あの龍谷千葉相手に、ほとんどノーヒットで抑えるなんて。俺もあれくらい活躍できるように頑張ります。それと、安達さんもすごいですね。全打席敬遠とか、もはや伝説です。同じチームメイトになれたら、ぜひ1度対戦してみたいです。』

(良かったー。昨日女将さんとあんなところを見られたし、そのあとの記憶もないから色々心配だったが、取り合えず怒ってなさそうだな)

 比嘉からのメールに一安心した鈴井監督は、本文の下にあったもう1つのメッセージに気が付かないまま、メールを閉じてしまった。

『監督、来年からよろしくお願いします。あのあと船町北高校についてちょっと調べたんですけど、黒山さんって人すごいですね。あの龍谷千葉相手に、ほとんどノーヒットで抑えるなんて。俺もあれくらい活躍できるように頑張ります。それと、安達さんもすごいですね。全打席敬遠とか、もはや伝説です。同じチームメイトになれたら、ぜひ対戦してみたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

P.S.母ちゃんに手出したら殺す』